取引先への営業から施工管理まで、受注から納品までを総括的におこなう要となる部署。
具体的には見積作成、受注後はCADを活用しての図面作成、ダクトの部材発注、
施工状況・人員配置の管理といったトータル管理をおこないます。
入社した当時は現場の施工管理を任され“自分が管理しないとならない”という思いが先走り過ぎて現場の職人さんと感情がぶつかって悔しい思いをしました。しかし、心を開いて相対すると上手く理解し合えるようになって人間関係が円滑にいくようになってきました。それに気付くまで2,3年かかりました。そして10年経ってから、ようやく自分で仕事を取れるようになってきました。
私は図面を描いたり、現場の人員配置や営業などをやっています。そうしたなかで、工程変更などで急きょ増員しないとならないといった苦労の多かった現場はとくに、終わったときに感謝されると嬉しいですね。「虎の門ヒルズ」のような大きな現場だとダクトだけでも複数の会社が関わるんです。その竣工時に「須長(製作所)さんのところが一番仕事がきれいだ」と言われたのは嬉しかったですね。ダクトは目に見えなくなる部分ですが、後で工事のアラが見つかるとせっかく培った信用を失ってしまいます。1つ1つの現場を大切にすることで次の仕事につながる。弊社は何よりも社員の団結力が強い。それが現場での強みになって良い仕事を生み出していると思います。
若い社員が多いうえに若手が集まる機会が多いので、社員同士話しやすくて楽しい環境です。私は製造部、工事部、そして現在の工事管理部と3つの部署を経験しているので他部署で覚えたことを今の仕事に繋げられるのが強みですが、まだまだこれから覚えることはたくさんあります。今は工事面での管理をしていますが、今後は営業も覚えていきたいと思っています。後輩に対しては、危険を伴うことや1つのミスが大きく納期の遅延につながるようなときは厳しく言いますが、それ以外は指導するときも楽しく。仕事は楽しくやっています。